so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

ののはな通信

三浦しをんさんの往復書簡小説。ののはな通信。思ってた以上にがっつりと百合でしたね…。もちろんそれだけでなく、読み応えのある長編でした。 横浜で、ミッション系のお嬢様学校に通う、野々原茜(のの)と牧田はな。庶民的な家庭で育ち、頭脳明晰、クール…

神様の暇つぶし

わるい食べもの、わるたべで大ファンになった千早茜さんの最新刊。 きつい目に大柄な身体、恋愛なんて私には似合わない。そんな二十歳の藤子に恋を与え奪ったのは死んだ父より年の離れた写真家だった。 もちろんストーリーも引き込まれるのですが、一緒に食…

わるい食べもの

おりょうりすることたべること。ぐりぐらぐりぐら。ワタシは料理も食べることも好きなので、どうしても食べ物エッセイ見かけると読みたくなるのです。 千早茜さんは先日尾崎世界観さんとの共著『犬も食わない』で知った作家さん。 「いい食べもの」はもうた…

季節はうつる、メリーゴーランドのように

季節はうつる、メリーゴーランドのように、図書館のおすすめ書架にあった本。初めて読む作家さん。 男女だけど「親友」の夏樹と冬子。高校時代、日常の謎解きという共通の趣味で、2人は誰よりもわかり合えていた。ただ、夏樹が密かに、冬子に片想いしていた…

消滅

文庫になったタイミングで、よく本屋で見かけたので読んでみました。 超大型台風接近中の日本。国際空港の入管で突如11人が別室に連行された。時間だけが経過し焦燥する彼ら。大規模な通信障害で機器は使用不能。その中の一人の女が「当局はこの中にテロ首謀…

ぼくたちの骨

図書館の、中高生向けの書架・YAコーナーで見つけたもの。昨日の『リマ・トウジュ~』と同じく中学生が主人公。 中学3年の女子・安中千里は、陸上部に所属しているが、足の裏の痛みが悪化し、現在、休部中だ。幼稚園からの幼なじみの男子・小木遥から、新聞…

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ、2019年度の中学入試によく出たとかで話題になっていた本。 マレーシアからの帰国子女、沙弥は、日本の中学に順応しようと四苦八苦。ある日、延滞本の督促をしてまわる有名な三年生の「督促女王」から図書室に呼び…

青空に飛ぶ

終戦記念日ですので、こちらを。『青空に飛ぶ』。 命の終わりは自分で決めるものじゃない。 人生に絶望した孤独な少年が出会ったのは、「不死身の特攻兵」と呼ばれた人だった。過去と今と、「生きること」をめぐる奇跡の物語。 青空の下、中学二年の萩原友人…

82年生まれ、キム・ジヨン

『82年生まれ、キム・ジヨン』。韓国で100万部突破した、男尊女卑のお話。 昨日の『彼女は頭が悪いから』と前後して読んでいて、なんでこんな難儀なつらい話ばっかり…。と思った記憶。 日本でも女の子だから手伝いしなさいとか、アレですアレ。 www.cinra.ne…

彼女は頭が悪いから

東大生強制わいせつ事件をベースにしたフィクション。『彼女は頭が悪いから』。感想は一言でいうと、胸糞悪いにつきますね…。 上野千鶴子教授の祝辞でも触れられていたのでなんとか読み切りましたが。二度と読みたくないです。 www.gorannosponsor.net www.u…

傲慢と善良

この『傲慢と善良』知ったのは、たぶん結婚物語。さんのブログなのですが。ちょっと該当箇所が見当たりません。というか、結婚物語。さんのブログもいつもいつも最高。 ameblo.jp 辻村さんといえば、『かがみの孤城』。ほかにも何作か読んでますが、この本凄…

五つ星をつけてよ

世間ではお盆休みとか働く大人も夏休みだったりするので、ここもお休み中はずっと本のお話 。 今まで読んだお薦め本の一覧はこちら。こういうのが好きそうというチョイスも嬉しいですが、むしろ絶対読まなそうという本の方が、勉強という意味ではありがたい…

カンパニー

カンパニー 作者: 伊吹有喜 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/05/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 妻子に逃げられた47歳総務課長。選手に電撃引退された女性トレーナー。製薬会社のリストラ候補二人に課された使命は、世界的プ…

みかんとひよどり

「肉を焼くことは、対話だ」ジビエを通して繋がる、ふたりの成長物語 始めたばかりの猟で遭難してしまった潮田亮二、35歳。相棒の猟犬と共に途方に暮れていたところ、無愛想な猟師・大高に助けられる。 かねてからジビエを料理したいと考えた潮田は、大高の…

あるかしら書店

あるかしら書店【本にまつわる妄想アレコレ】 ある町のはずれにある、一軒の書店。 その書店は、知る人ぞ知る“なんでもある”書店。 その店のしぶい店主が、お客様の「ありますか?」の質問に、必ず「ありますよ」と、本を差し出してくれるという。 その書店…

老後の資金がありません

「老後は安泰」のはずだったのに!後藤篤子は悩んでいた。娘の派手婚、舅の葬式、姑の生活費…しっかり蓄えた老後資金はみるみる激減し、夫婦そろって失職。家族の金難に振り回されつつ、やりくりする篤子の奮闘は報われるのか?ふりかかる金難もなんのその、生…

明日の食卓

静岡在住、専業主婦の石橋あすみ。神奈川在住、フリーライターの石橋留美子。大阪在住、シングルマザーの石橋加奈。小学3年生の「石橋ユウ」を育てるそれぞれの母親たちは、慎ましくも幸せな家庭を築いていたが、些細なことをきっかけに、その生活は崩れ始め…

八月の犬は二度吠える

『八月の犬』。それは京都の『大文字』焼きに「丶」を足し『犬文字』にする極秘作戦。1982年、戌年の夏、6人の大学生は青春の熱狂を計画にぶつけた。しかし実行直前、山室の恋心が悲劇を呼ぶ。消えたかに見えた友情と『八月の犬』。しかし24年後、再会した病…

dele

dele (ディーリー) メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る テレ朝のドラマ版「dele」はAmazonPrimeVideoで見たので、原作本も読んでみました。 AmazonPrimeVideo、映画ももちろんあるけど、コドモーズが妖怪ウォッチ見たり、ワタシがドラマを見…

あちらにいる鬼

父である作家・井上光晴の妻、つまり著者の母親と、光晴と長年にわたり男女の仲だった作家・瀬戸内寂聴を彷彿させる二人の女性の視点から、彼らの長きにわたる関係と心模様の変化を深く掘り下げている。 あらすじだけ聞くと、スキャンダラスな小説家と思うの…

犬(きみ)がいるから

Twitter民にはおなじみの、村井理子さん。その愛犬ハリー君との暮らしを綴った連載「犬(きみ)がいるから」 。それを単行本化したのがこの本です。 大きくて、強くて、やさしい。愛しのハリー! 生後3ヶ月の黒ラブ「ハリー」がやってきた。元気いっぱいでい…

伊坂幸太郎読むなら

連休中はどうせみんな忙しいので、ずっと本の話にします。9日連続で本の話です! ワタシが図書館で借りた本を横からチェックしている新中1ムスメ。読書好きというか、活字中毒のヲタク。 本屋大賞の発表もあったので、「中学校の図書室にいっぱい本がある!…

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 NHKの子ども電話科学相談の、バード川上せんせいの本です。 NHKの子ども電話科学相談でおなじみのバード川上せんせいの本を買ったら滅法面白かった。みんなも読むといいよ。1ページに1回はふざけないと気が済ま…

かがみの孤城

かがみの孤城 作者: 辻村深月 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2017/05/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (25件) を見る 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先に…

みかづき

NHKのドラマになるということで、読んでみました。なんとかドラマが始まるまでに読み終わりました!2017年本屋大賞2位。 ドラマ『みかづき』の脚本を書いている水橋文美江さんが、石川県金沢市の出身なので、北國新聞でコラムを連載しているのです。1月26日…

れもん、よむもん!

れもん、よむもん! (新潮文庫) 作者: はるな檸檬 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/07/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る はるな檸檬さんの読書遍歴マンガ。彼女のほうが年下なのですが、高校生の時に『放課後音符』読んでたとか、…

『車夫』いとうみく

車夫 (Sunnyside Books) 作者: いとうみく 出版社/メーカー: 小峰書店 発売日: 2015/11/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 車夫2 (Sunnyside Books) 作者: いとうみく 出版社/メーカー: 小峰書店 発売日: 2016/11/25 メディア: 単行本 …

雨降る森の犬

雨降る森の犬 作者: 馳星周 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/06/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 父親を病でうしない、母親との確執を抱えた女子中学生の雨音(あまね)は不登校になり、山岳写真家の伯父・道夫のもと…

伴走者

NHK_PRの元中の人こと、麻生鴨さん。 夏と冬、それぞれのパラリンピックで戦うアスリートの、「伴走者」の物語。 伴走者 作者: 浅生鴨 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/03/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 「…

砂の王国

まきのすけさんが 新興宗教の話は、中島らも「ガダラの豚」篠田節子「仮想儀礼」荻原浩「砂の王国」新堂冬樹「カリスマ」篠田節子「ゴサインタン」とかハズレなしの作品が多い。 と書いていたので、『砂の王国』読みました。仮想儀礼もガダラの豚もおもしろ…