so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

男ともだち

最近読み漁ってる千早茜さん。『男ともだち』。第151回直木賞の候補作。 神名のズルさ。そして強さ。 ああ、ハセオいいなあ。 近くにいるのはまっぴらごめんだし、彼女にもなりたくないし、自分の男ともだちには絶対イヤだけど。 千早さん、まだこのあたり(…

つみびと

灼熱の夏、23歳の母・蓮音は、 なぜ幼な子二人をマンションに置き去りにしたのか。真に罪深いのは誰なのか。 あの痛ましい事件に山田詠美が挑む。虐げられる者たちの心理を深く掘り下げて、日経新聞連載時から話題を呼んだ、迫真の長編小説 題材は、大阪の幼…

わたしの良い子

読んだ本がたくさんたまっているので、本の話。 大好きな寺地はるなさんの最新刊。『わたしの良い子』 妹の子供を押し付けられた(ようにしか見えない)のに。なんでこんなにちゃんと子育てできるんだろう。 ほんとうに寺地さんは日常小説が上手いなあ。 www…

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』、通称・であすす。 Twitterのなかよしさんがおすすめしてて、図書館でもおすすめの棚にありました。『ダ・ヴィンチ』のプラチナ本にも選ばれてましたよね。ようやく…

拾い猫のモチャ

大阪の実家には猫がいまして。 4年ほど前に来た猫さんと、この春に黒猫が増えたので、2匹。そんな猫を愛するうちの兄から「いいから読め」と勧められた『拾い猫のモチャ』。いま深夜1時半ですけど、これ読んで寝ろってことですよね。はい。妹は兄が怖いので…

お願いおむらいす

『お願いおむらいす』、多分Twitterだと思うのですが、どこかで絶賛されていた小説。 夢を捨てきれないまま、追い詰められて就職した青年の葛藤と想い(『お願いおむらいす』)。 対照的な人生を歩んだ姉妹の生き方、悩みをホロ苦く優しく描く(『キャロライナ…

騙し絵の牙

大泉洋であてがきされた『騙し絵の牙』。ようやく映画のキャストも決まりましたね。だいぶ前に読んでいたのですが、これはたしかに大泉洋。 文庫も出るようです。 ddnavi.com www.fashion-press.net 大手出版社で雑誌編集長を務める速水。誰もが彼の言動に惹…

西洋菓子店プティ・フール

『わるい食べもの』、わるたべで大好きになった千早茜さん。『西洋菓子店プティ・フール』、洋菓子が好きすぎてこの本を書いたとのこと。 下町の西洋菓子店の頑固職人のじいちゃんと、その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。甘やかで、ときにほろ苦い…

親に寄り添う、実家のちょうどいい片づけ

親に寄り添う、実家のちょうどいい片づけ、OUR HOMEのEmiさんの新刊です。 「家事に仕事にととっても忙しいけど、最近実家が心配……」「物が多すぎて、どこから手をつけていいかわからない……」「片づけようにも、いつも親とけんかになる……」など、多くの人が…

彼女が好きなものはホモであって僕ではない

『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』、NHKのよるドラ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る』の原作です。タイトルはドラマ版の『腐女子うっかり~』のほうがあってる気がします。 ドラマはえーっとたぶんHDDレコーダーの中に…。おっさんずラブの…

料理が苦痛だ

今年の料理レシピ本大賞を受賞していたので手に取った本。 第6回料理レシピ本大賞 in Japan 料理部門【エッセイ賞】受賞! 「もういやだ。今日のごはん作りたくない」──毎日「ちゃんとした料理」を「作り続ける」ことに疲れてしまったすべての人へ。鎌倉で人…

ファミリー・レス

『五つ星をつけてよ』で知った奥田亜希子さん。ほかの著作も読んでみました。 ほんとうの“家族”とは何か――? いま、あなたに一番読んでほしい物語。「家族か、他人か、互いに好きなほうを選ぼうか」ふたつきに一度だけ会う父娘、妻の家族に興味を持てない夫…

ぼくがいま、死について思うこと

『ぼくがいま、死について思うこと』。久しぶりに椎名誠さん。はるな檸檬さんの『れもん、読むもん!』の時に書きましたが(れもん、よむもん! - so what?@ hatena blog)、あの時代の(1990年代後半)の椎名誠さんはめちゃくちゃ読んでいたので。 そんな椎…

マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

また食べ物が絡む本です。 元エリートサラリーマンにして、今はド派手なドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。そこで提供される料理には、優しさが溶け込んでいて――。早期退職者候補になった、仕事一筋の40代キャリア女性へは…

ののはな通信

三浦しをんさんの往復書簡小説。ののはな通信。思ってた以上にがっつりと百合でしたね…。もちろんそれだけでなく、読み応えのある長編でした。 横浜で、ミッション系のお嬢様学校に通う、野々原茜(のの)と牧田はな。庶民的な家庭で育ち、頭脳明晰、クール…

神様の暇つぶし

わるい食べもの、わるたべで大ファンになった千早茜さんの最新刊。 きつい目に大柄な身体、恋愛なんて私には似合わない。そんな二十歳の藤子に恋を与え奪ったのは死んだ父より年の離れた写真家だった。 もちろんストーリーも引き込まれるのですが、一緒に食…

わるい食べもの

おりょうりすることたべること。ぐりぐらぐりぐら。ワタシは料理も食べることも好きなので、どうしても食べ物エッセイ見かけると読みたくなるのです。 千早茜さんは先日尾崎世界観さんとの共著『犬も食わない』で知った作家さん。 「いい食べもの」はもうた…

季節はうつる、メリーゴーランドのように

季節はうつる、メリーゴーランドのように、図書館のおすすめ書架にあった本。初めて読む作家さん。 男女だけど「親友」の夏樹と冬子。高校時代、日常の謎解きという共通の趣味で、2人は誰よりもわかり合えていた。ただ、夏樹が密かに、冬子に片想いしていた…

消滅

文庫になったタイミングで、よく本屋で見かけたので読んでみました。 超大型台風接近中の日本。国際空港の入管で突如11人が別室に連行された。時間だけが経過し焦燥する彼ら。大規模な通信障害で機器は使用不能。その中の一人の女が「当局はこの中にテロ首謀…

ぼくたちの骨

図書館の、中高生向けの書架・YAコーナーで見つけたもの。昨日の『リマ・トウジュ~』と同じく中学生が主人公。 中学3年の女子・安中千里は、陸上部に所属しているが、足の裏の痛みが悪化し、現在、休部中だ。幼稚園からの幼なじみの男子・小木遥から、新聞…

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ、2019年度の中学入試によく出たとかで話題になっていた本。 マレーシアからの帰国子女、沙弥は、日本の中学に順応しようと四苦八苦。ある日、延滞本の督促をしてまわる有名な三年生の「督促女王」から図書室に呼び…

青空に飛ぶ

終戦記念日ですので、こちらを。『青空に飛ぶ』。 命の終わりは自分で決めるものじゃない。 人生に絶望した孤独な少年が出会ったのは、「不死身の特攻兵」と呼ばれた人だった。過去と今と、「生きること」をめぐる奇跡の物語。 青空の下、中学二年の萩原友人…

82年生まれ、キム・ジヨン

『82年生まれ、キム・ジヨン』。韓国で100万部突破した、男尊女卑のお話。 昨日の『彼女は頭が悪いから』と前後して読んでいて、なんでこんな難儀なつらい話ばっかり…。と思った記憶。 日本でも女の子だから手伝いしなさいとか、アレですアレ。 www.cinra.ne…

彼女は頭が悪いから

東大生強制わいせつ事件をベースにしたフィクション。『彼女は頭が悪いから』。感想は一言でいうと、胸糞悪いにつきますね…。 上野千鶴子教授の祝辞でも触れられていたのでなんとか読み切りましたが。二度と読みたくないです。 www.gorannosponsor.net www.u…

傲慢と善良

この『傲慢と善良』知ったのは、たぶん結婚物語。さんのブログなのですが。ちょっと該当箇所が見当たりません。というか、結婚物語。さんのブログもいつもいつも最高。 ameblo.jp 辻村さんといえば、『かがみの孤城』。ほかにも何作か読んでますが、この本凄…

五つ星をつけてよ

世間ではお盆休みとか働く大人も夏休みだったりするので、ここもお休み中はずっと本のお話 。 今まで読んだお薦め本の一覧はこちら。こういうのが好きそうというチョイスも嬉しいですが、むしろ絶対読まなそうという本の方が、勉強という意味ではありがたい…

カンパニー

カンパニー 作者: 伊吹有喜 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/05/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 妻子に逃げられた47歳総務課長。選手に電撃引退された女性トレーナー。製薬会社のリストラ候補二人に課された使命は、世界的プ…

みかんとひよどり

「肉を焼くことは、対話だ」ジビエを通して繋がる、ふたりの成長物語 始めたばかりの猟で遭難してしまった潮田亮二、35歳。相棒の猟犬と共に途方に暮れていたところ、無愛想な猟師・大高に助けられる。 かねてからジビエを料理したいと考えた潮田は、大高の…

あるかしら書店

あるかしら書店【本にまつわる妄想アレコレ】 ある町のはずれにある、一軒の書店。 その書店は、知る人ぞ知る“なんでもある”書店。 その店のしぶい店主が、お客様の「ありますか?」の質問に、必ず「ありますよ」と、本を差し出してくれるという。 その書店…

老後の資金がありません

「老後は安泰」のはずだったのに!後藤篤子は悩んでいた。娘の派手婚、舅の葬式、姑の生活費…しっかり蓄えた老後資金はみるみる激減し、夫婦そろって失職。家族の金難に振り回されつつ、やりくりする篤子の奮闘は報われるのか?ふりかかる金難もなんのその、生…