so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

青空に飛ぶ

終戦記念日ですので、こちらを。『青空に飛ぶ』。

命の終わりは自分で決めるものじゃない。

人生に絶望した孤独な少年が出会ったのは、「不死身の特攻兵」と呼ばれた人だった。過去と今と、「生きること」をめぐる奇跡の物語。

青空の下、中学二年の萩原友人は、屋上から飛ぶことを考えたいた。死んでしまえば、いじめは終わる--。そんな時出会ったのは、太平洋戦争時、特攻隊に選ばれ9回も出撃しながら生還したという人、佐々木友次だった。
「死ぬのが当然という状況で、どうして“生きよう”と思い続けられたんだろう」
佐々木が所属した陸軍万朶隊の物語、そして佐々木自身の言葉を前に、友人の傷ついた心は少しずつ前を向きはじめるが……。

時代を超えて「生きる」とは何かを問う、心揺さぶる感動の一作。

 いじめの描写が壮絶なので、ちょっとおすすめしずらいのですが。この夏文庫にもなったようです。

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青空に飛ぶ (講談社文庫)

青空に飛ぶ (講談社文庫)