so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

雲を紡ぐ

 大好きな伊吹有喜さんの新刊。『彼方の友へ』が直木賞取れなくてくやしいし、伊吹さんはまじでもっと評価されてほしい。

 「分かり合えない母と娘」
壊れかけた家族は、もう一度、一つになれるか?
羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語。
いじめが原因で学校に行けなくなった高校生・美緒の唯一の心のよりどころは、祖父母がくれた赤いホームスパンのショールだった。
ところが、このショールをめぐって、母と口論になり、少女は岩手県盛岡市の祖父の元へ家出をしてしまう。
美緒は、ホームスパンの職人である祖父とともに働くことで、職人たちの思いの尊さを知る。
一方、美緒が不在となった東京では、父と母の間にも離婚話が持ち上がり……。
実は、とてもみじかい「家族の時間」が終わろうとしていた――。

 「家族の時間は案外、短い」

ほんとそれです。

田舎に住んでいると、ここから通える大学がないので、18歳高校卒業と同時に家を出ることになり、ムスメはそれまであと5年ですから。あっという間ですよね。

books.bunshun.jp

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雲を紡ぐ

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