so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

その扉をたたく音

あると読んでしまう瀬尾まい子。そこまで好きではないのに。この人の本、細かいとこがちょこちょこ気になるし( 本屋大賞受賞『そして、バトンは渡された』著者の新たな代表作!音楽と人が生み出す、たしかな希望の物語。 29歳、無職。ミュージシャンへの夢を…

夜が暗いとはかぎらない

新刊の『ガラスの海を渡る舟』以外、これで寺地はるなさん全部読めたかなあ。 既刊でどれがどうなのは、ご本人さんのtweetで。 寺地(わたし)の本、どれから読むのがおすすめ?と思う人のために書いてみたんですけど、あんまり参考にはならない気がします pic…

全員悪人

いやー、短いけどえれぇ本を読んでしまった。 《『兄の終い』で不仲の兄との別れを書いたエッセイストによる、新たな家族の実話》 「どちらさま? 誰かに似ているようですけれど」 私には居場所がない。知らない女に家に入り込まれ、今までずっと大切に使い、…

僕とおじさんの朝ごはん

これも「本で、まんぷく」コーナーから。 無気力に生きるケータリング業者の水島健一。先輩の忠告も、派遣先で問われる不可解な薬の存在も軽く受け流してきたのだが、ある少年と出会い、それらと真面目にかかわらざるを得なくなる――。少年が最後に下した決断…

とにもかくにもごはん

図書館の「本で、まんぷく」コーナーにあったもの。 小野寺さんだー。 午後5時開店、午後8時閉店。亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。スタッフは、夫とうまくいかない近所の主婦や、就活のアピール目的の大学生。お客さ…

キリン解剖記

ツイ廃なので、たまに流れてくるキリンの研究者さんの本だったなーと手に取った1冊。 長い首を器用に操るキリンの不思議に、解剖学で迫る!「キリンの首の骨や筋肉ってどうなっているの?」「他の動物との違いや共通点は?」「そもそも、解剖ってどうやるの…

よその島

井上荒野さん。 妻が〈殺人者〉と知ったとき、穏やかな日常がサスペンスに変わる 東京での暮らしをたたみ、「島」に移住した70代の夫婦と、友人の小説家それぞれの秘密、それぞれの疑惑があやしく溶け合うなかで〈真実〉が徐々に姿を見せていく 人は、自分に…

おやつが好き

『和菓子のアン』の坂木司さんのおやつエッセイ。 ああ、もう全部食べたい。ベストセラー「和菓子のアン」の著者の人生の娯楽はおやつの時間。美味しいものがひそんでる銀座の名店から量販店のスナック菓子まで、ふわふわ、サクサクのホロホロ、こってりあっ…

サキの忘れ物

津村記久子さん。読んでない本たくさんあるなあ。 見守っている。あなたがわたしの存在を信じている限り――。ある日、千春はバイト先の喫茶店で客が忘れていった一冊の本を手にする。それは誰からもまともに取り合ってもらえなかった彼女がはじめて読み通した…

クレイジー・フォー・ラビット

わー。奥田さんの新刊だー。 愛衣は隠しごとの「匂い」を感じる。そのため人間関係が築きにくい。小中高大、そして30歳を過ぎてからの五つの年代を切りとり、その時々の友情の変化と当時の事件を絡めながら、著者の育った年代に即した女性の成長を描く連作短…

桜の首飾り

千早茜さんの未読本。 どれもこれも色っぽくて。 桜って特別だねえ。 烈しくも切ない、桜と人生をめぐる7つの物語 あたたかい桜、冷たく微笑む桜、烈しく乱れ散る桜……桜の季節に、人と人の心が繋がる一瞬を鮮やかに切り取った、感動の短編集。ステージママを…

荒野の胃袋

荒野さんの食に関するエッセイ。 荒野さんの作品は、どれもこれも出てくるものが美味しそうなんですが、こういう理由だったのかと。 荒野さんのおかあさんは、お昼ごはんのためにうどんを打って、しかも家族のリクエストで2種類のうどんを準備するとか…。 超…

モヤる言葉、ヤバイ人~自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」

アルテイシアさんの新刊! 「いい奥さんになりそうだね」「私だったら笑顔でかわすけど」ジェンダーの押し付け・マウンティング・セクハラ・パワハラ……女子を困らせる「モヤる言葉」を元気よくバットでかっとばす、痛快エッセイ! 「モヤる言葉に言い返す方法…

エレジーは流れない

しをんちゃん、3年ぶりの新作小説! 海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。のどかでさびれた町に暮らす高校2年生の怜は、複雑な家庭の事情、迫りくる進路選択、自由奔放な友人たちに振りまわされ、悩み多き日々を送…

浅草かっぱ橋商店街 リアル店舗の奇蹟

読んだ本が溜まってるので、本の話でも。 「僕たちの会社にはノルマはありません。これだけ売ろうという売上目標もありません。営業方針はまさかの「売るな」です。積極的に過剰在庫を目指しています。定例会議はもともとありましたが、一切やめてしまいまし…

料理なんて愛なんて

書架で目に留まった本。 料理が下手でフラれた私。嫌いな言葉は「料理は愛情」―― 料理嫌いな優花は、ずっと好きだった真島に高級バレンタインチョコを渡すも「好きな人に手作りチョコをもらったから」と振られてしまう。真島が憧れていた相手は料理教室の先…

かえるや

今日も工作の話。 かがくのとも、2021年6月号は牛乳パック工作の本! www.kodomonotomo-pr.com ムスッコ小5は大喜びでいろいろ作って、家にカエルが溢れております。 いつも買わないパッケージの牛乳が緑だったので、「これは絶対カエルにする」と言ってカエ…

お菓子の箱だけで作る空箱工作

Twitterの有名人・空箱職人はるきるさん(空箱職人 はるきる (@02ESyRaez4VhR2l) | Twitter)の本! ムスッコ小5が工作大好きなので、借りてみました。 Twitterで見てたけど(ツイ廃なので)本で改めてみると、圧巻ですね。細かい。お菓子の箱とのその世界観…

クローゼット

未読だった千早茜さん。 あれ、これもあらすじにお仕事小説って書いてある…。 十八世紀のコルセットや手編みのアンティークレース、1950年代のバレンシアガのコートにディオールのドレス、現代のファストファッションまで、およそ一万点の衣装を収蔵する服飾…

ほたるいしマジカルランド

読んでも読んでも新刊がある寺地はるなさん!うれしい悲鳴! 大阪の北部に位置する蛍石市にある老舗遊園地「ほたるいしマジカルランド」。「うちはテーマパークではなく遊園地」と言い切る名物社長を筆頭に、たくさんの人々が働いている。アトラクションやイ…

有賀薫の豚汁レボリューション

ミングルの、というか、スープ作家の有賀さんの本。 今回はなんと1冊まるごと豚汁! 豚汁と聞くと、根菜いっぱいで、ゴボウはささがきで…こんにゃくも入れて…と面倒な感じがするのに。 野菜が1種類でも、フライパンで作っても、豚肉もバラでもロースでも。全…

つまらない住宅地のすべての家

久しぶりに津村記久子さんだよー。 とある町の、路地を挟んで十軒の家が立ち並ぶ住宅地。そこに、女性受刑者が刑務所から脱走したとのニュースが入る。自治会長の提案で、住民は交代で見張りをはじめるが……。 住宅地で暮らす人間それぞれの生活と心の中を描…

風が吹いたり、花が散ったり

『あめつちのうた』『日向を掬う』の朝倉宏景さん。読んでなかった既刊を追ってます。 本ばっかり読んでるので、感想が追い付かない。 汗も涙も笑いも本物だ 本年度青春小説の大本命!視覚障害のある、さちの伴走者となり、盲人マラソンに挑むことになった亮…

雨夜の星たち

大好きな寺地はるなさん! 新刊がバンバン出て、読むのが追い付かない…(古いのもまだ全部読めてないのに!)といううれしい悲鳴。 できないことは、できません。やりたくないことも、やりません。 三葉雨音は他人に感情移入できない26歳。同僚星崎くんの退…

星影さやかに

古内一絵さんの新刊だー!! ★〈マカン・マラン〉著者が描く感動の家族小説 戦時中、近所から「非国民」と呼ばれる父親を恥じ、立派な軍国少年となるべく日々を過ごしていた良彦。それから終戦を経て約20年後、良彦の元に父の遺品の日記が届く。なぜ父は心を…

かか

『推し、燃ゆ』の宇佐美りんさんのデビュー作。 うーちゃん、19歳。母(かか)も自分も、もう抱えきれん。 痛みと切なさを描く20歳の才器、第56回文藝賞受賞のデビュー作。 19歳の浪人生うーちゃんは、大好きな母親=かかのことで切実に悩んでいる。かかは離婚…

Good old boys

図書館の「青い本」特設コーナーで見つけた本。 文庫本を紹介してますが、単行本の表紙がブルーでとても素敵です。 本田孝好さんだー。 やっぱりお父さんはスーパーヒーローなんだ!それぞれの思いを抱えた8組の家族のじわっと沁みる物語この想いはきっと伝わ…

ただいま神様当番

『お探しものは図書室まで』の青山美智子さんの本! ある朝、目を覚ますと手首から腕にかけて「神様当番」と太くて大きな文字が書かれていた! 突如目の前に現れた「神様」を名乗るおじいさんのお願いを叶えないと、その文字は消えないようで…… 「お当番さん…

日向を掬う

『あめつちのうた』の朝倉宏影さんの新刊! 「私、あなたの娘です」 四十歳独身の大守良行の家に、突然中学生の少女・都築日向実が訪ねてきた。良行は十五年前、かつての恋人・都築街子に頼まれ、精子提供をした事を思い出す。交通事故でこの世を去った街子…

東京日記6 さよなら、ながいくん。

あら、このシリーズもう6冊目。 というか、連載20年目?????? たんたんと、時にシュールに、そして深くリアルに。あなたの日常でも、不思議なこと、愉快なこと、実はいっぱい起きていませんか? 20年目を迎えたライフワーク日記、最新刊! 暑いと活字を追…