so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

『車夫』いとうみく

車夫 (Sunnyside Books)

車夫 (Sunnyside Books)

 
車夫2 (Sunnyside Books)

車夫2 (Sunnyside Books)

 
車夫3: 雨晴れ (3) (Sunnyside Books)

車夫3: 雨晴れ (3) (Sunnyside Books)

 

 先日、東茶屋街に行ったときに(ひがし茶屋街と車夫 - so what?@ hatena blog)ムスメから教えてもらった本。

にぎわう浅草を舞台に、車夫“人力車のひき手”の世界に飛びこんだ少年と、そこで出会う人たちとの心のふれあいを描く―さわやかな成長の軌跡。

扱いとしては児童書になるのですが、内容は結構重いです。車夫になったのも、父の事業失敗、母の失踪で、高校にも通うことができなくなり…ですから。

連作短編集なのですが、力車屋のみなさんもいいひとで。みんな生きてるといろいろあるよね。うん。

最後、伴走の話が出てくるので、ムスメには『伴走者』おすすめしておきました。

伴走者

伴走者