また食べ物が絡む本です。
元エリートサラリーマンにして、今はド派手なドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。そこで提供される料理には、優しさが溶け込んでいて――。早期退職者候補になった、仕事一筋の40代キャリア女性へは「春のキャセロール」を。手料理を食べなくなった中学生男子には「金のお米パン」。仕事に夢を見られない、20代のライターには「世界で一番女王なサラダ」。そして、病を抱え、倒れてしまったシャールへ、彼女に助けられた人々が素材を持ち込み、想いを煮込めた「大晦日のアドベントスープ」。じんわりほっくり、心があたたかくなる至極の4作品を召し上がれ!
先日、4部作の4作目が出て完結しました。
シャールさんが作る優しいお料理、どれだけみんながほっとするか。まさに有賀薫さんの『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』の、マクロビ版ですね。
きまぐれな夜食カフェ - マカン・マラン みたび (単行本)
- 作者: 古内一絵
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/11/18
- メディア: 単行本
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帰り遅いけどこんなスープなら作れそう 1、2人分からすぐ作れる毎日レシピ
- 作者: 有賀薫
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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