『お願いおむらいす』、多分Twitterだと思うのですが、どこかで絶賛されていた小説。
夢を捨てきれないまま、追い詰められて就職した青年の葛藤と想い(『お願いおむらいす』)。
対照的な人生を歩んだ姉妹の生き方、悩みをホロ苦く優しく描く(『キャロライナ・リーパー』)。
ラーメンの名店を巡る、師匠と弟子の師弟愛の行く末は…(『老若麺』)。
自他共に認める崖っぷちアイドルが見いだしたかすかな希望の光(『ミュータントおじや』)。
50代後半リストラ男性の家族への想い。最愛の母の最期に下した決断とは(『フチモチの唄』)。
心がほわっと温まる連作短編全5編。
気づけばまた食べ物に関連する小説を読んでいるような。
最後の『フチモチの唄』だけ飛びぬけてすごみがあるなと思ったら、こんな記事が。
Amazonのリンクが出ない