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育児と食べ物の話ばかり。

ケーキの切れない非行少年たち

『ケーキの切れない非行少年たち』、えらく売れてるので、ダンナーに「もし買ったら貸して」と言ったら。買った上に先に読んでいいよと渡してくれました。お、おう…。

児童精神科医である著者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。

 とまたえらい本読んじゃったなあ…という感じ。非行少年のなかには、発達障害や知的障害を持つものが少なくなく。見通しを立てたり、相手の立場に立って想像することが困難であったり。勉強についていけず、そのことによって壮絶ないじめを受けたことにより、その後非行化してしまったり…。

その認知機能を向上させるトレーニングがコグトレだそうです。

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ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)