so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

線は、僕を描く

ムスメ中2が、分散登校した中学校の図書室で借りてきたもの。借りて午後一気読み。読みたい本リストに入れていたのはなぜかと思ったら、2020年本屋大賞3位でしたか。Kindle Unlimited契約してるけど、やっぱり紙の本で読みたいんだようううう。

物語として、両親亡くなってショックなのはわかるけど、そんなにいいいい?とか、ちょっと川岸さんの存在意義とは?とかなるけど。生きるって素晴らしい。 

小説の向こうに絵が見える! 美しさに涙あふれる読書体験

両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。
水墨画とは、筆先から生みだされる「線」の芸術。
描くのは「命」。
はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、線を描くことで次第に恢復していく。

線は、僕を描く

線は、僕を描く

  • 作者:砥上 裕將
  • 発売日: 2019/06/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)