宮下奈都さんは福井の人なのに、なんであんなに『羊と鋼の森』の北海道の描写がいききとしているんだろうと思っていたら、2013年4月から1年間、北海道の大雪山の麓にあるトムラウシという小さな集落に家族で山村留学していたんですね…!これはその時のエッセイ。
最初は最寄りのスーパーまで30キロ?!ありえない!北海道でも違う場所に…と言っていたのに。
読んでいるワタシもこのトムラウシの風景に魅入られ、宮下さんの家族や、学校の先生たち、近所の皆さんが大好きになりました。読者までトムラウシから離れたくないよ…。