so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

図書室のキリギリス

久しぶりに竹内真さん。図書室シリーズ、の1冊目。

バツイチになったのを機に、資格を持たない“なんちゃって司書”として高校の図書室で働きはじめた詩織。慣れない仕事に戸惑うものの、生徒たちと本の橋渡しをしたり、謎めいた本の来歴を調べたりするうちに、次第に学校司書の仕事にやりがいを覚えるようになる。―自分の道を歩きはじめる女性と、読書を通して世界を広げていく高校生たちの姿が爽やかな感動を呼ぶ、ハートフルブックストーリー。 

割と昔から読書好きですが、中学の図書室は行った記憶がほとんどないですが。高校の図書室は、司書さんとも仲良しでしょっちゅう入り浸ってた覚えがあります。そんな高校の図書室を思い出しながら読みました。

ちょうど高校の同窓会の会誌も来てたし。

 竹内真さん、『カレーライフ』とか何作か読んだのですが、この方たぶんものすっごく「真面目」なんですよね。小説からも真面目さがにじみ出てて、真面目過ぎて時々息が詰まるというか。

それにしても。司書だけじゃないけどさ。臨時職員1年任期とかで人を消耗品のように使ってるのはよくないよね。人の人生をなんだと思ってるんだ。

図書室のキリギリス (双葉文庫)

図書室のキリギリス (双葉文庫)

  • 作者:竹内 真
  • 発売日: 2015/09/10
  • メディア: 文庫