秋川滝美さん、以前に『放課後の厨房男子』 を読んだぐらい。なんだか美味しそうなパンの写真の表紙だなーということで手に取ってみました。
麻有子(46歳)は、美術館に勤める学芸員。シングルマザーで中学二年の娘・葵がいる。東京の郊外で親子二人、平和に暮らしている。そんな折、麻有子の姉・鈴子から「母が倒れた」と電話がかかっきた。そもそも麻有子自身は、母とも姉とも折り合いが悪く、どうしても避けられない冠婚葬祭以外は極力関わらないようにしてきた。帰省など一ミリたりともしたくない。しかし、一向に聴く耳を持たない姉は、「とにかく来て」の一点張り。しかも、いつの間にか、麻有子に退院した母の世話を押しつけようとしているのだ。電話ではらちが明かなくなったため、仕方なくお見舞いに行くことに。そこから、麻有子の「家族」という檻に捕らわれるようになってきて――。あらためて家族とは何かを考えさせられる、著者渾身の問題作!
ごめん、ワタシがこの立場なら、この母親絶対に絶対に絶対に許さないけどね?姉とも絶縁だけどね??????なにうまくまとめちゃってるの。許せるわけないでしょう。
あと娘の葵ちゃんがいい子過ぎ。