so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

やわらかい砂のうえ

また寺地はるなさん!今年はほんとうに寺地さんの新刊じゃんじゃん出るなあ。

ためらいなくつないだ手を離せるように、あなたを信じたい。
圧倒的共感度で大注目の著者が贈る“人生がいとおしくなる”恋愛小説。
砂丘の町で育った万智子は大阪の税理士事務所で働く24歳。
顧客のウェディングドレスサロンのオーナー了さんに頼まれ、
週末だけお手伝いのアルバイトをすることに。
了さんに連れていかれた「あつまり」で万智子は
美しくてかっこいい年上の女ともだちに出会う。
そんなある日、サロンに早田さんという男性が現れ、
人生はじめての「恋」のときめきを感じる万智子だったが……。
きれいになるのは誰のためかをぜったい間違えたらあかんで――
自分を好きになりたい万智子の、小さな勇気を抱きしめたくなる成長物語。

最後のほう、同窓会のシーンで美しさとは何か、正しいの基準とは何かと万智子と菊ちゃんがそれぞれ語るシーンがすごくよかった。誰かのためでない化粧。自分のための正しさの基準。

これも鳥取県で、こないだ読んだ『やめるときも、すこやかなるときも』が島根。次に読んだ『ひと』が鳥取県に関わってくるし。本が山陰づいてる。

やわらかい砂のうえ

やわらかい砂のうえ

  • 作者:寺地はるな
  • 発売日: 2020/07/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

hon-hikidashi.jp