so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

風が吹いたり、花が散ったり

『あめつちのうた』『日向を掬う』の朝倉宏景さん。読んでなかった既刊を追ってます。

本ばっかり読んでるので、感想が追い付かない。

汗も涙も笑いも本物だ 本年度青春小説の大本命!視覚障害のある、さちの伴走者となり、盲人マラソンに挑むことになった亮磨。クソみたいな夢も、ブラックバイトの日々も、二人で走ればどうでもよくなってくる――。でも、僕は彼女に嘘をついている。本当は隣を走る資格なんてないんだ。

『白球アフロ』でファンを増やす小説現代長編新人賞出身の新鋭が放つ、ド直球の勝負球!

今回のテーマは、ブラインドマラソン

視覚障害のある方のマラソンですね。

ちょうどいま東京パラリンピックなので、視覚障害のある方の長距離なんかも中継されています。選手と一緒に走る伴走者の方、トラックだと外側を走って、さらに選手に指示を出してと、めちゃくちゃ大変な役割ですよね…。

主人公の亮磨も、視覚障害のあるさちさんも、もうひとりの伴走者、バイト先の愛さん。と恋愛とスポーツと社会問題と発達障害と全部盛ってあるのに、くどくない!

ちなみに。視覚障害のマラソン選手・さちさんのモデルが、東京パラリンピックのマラソンで金メダルを取った道下美里選手です。

『あめつちのうた』も『日向を掬う』もよかったけど、こちらもぜひ。

jbma.or.jp

ブラインドマラソン、伴走者ということで、浅生鴨さん(元のTwitter・NHKPR1号さんです)のこちらもおすすめ。