so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

物語じゃない読書感想文用の本

夏休みですね…。夏休みの宿題といえば、読書感想文。

中高生ぐらいで、物語の本はあんまり…な子にオススメな本を紹介するよー。もちろん大人が読んでもどれも面白いです!

キリン解剖記

TVにも出た郡司芽久さんのキリン本。キリンかわいい。これを読むと動物園に行ってキリンが見たくなる!

キリンの体に隠された"謎"をめぐる物語
幼い頃からキリンを愛し続けた著者は、いつしかキリンの研究者を目指しはじめました。あの長い首に隠された進化の謎を解明すべく研究に没頭し、行き着いた先で見つけたのは、あるはずのない8番目の"首の骨"。
多くの人とキリンたちに支えられながら、念願のキリン博士になるまでの約10年間の探求の日々を、一冊にまとめました。

ジュニア版もあります!

バッタを倒しにアフリカへ

『呪術廻戦』の蝗GUYのところで出てきたので、知ってる人もいるかも。バッタの前野ウルド浩太郎さんです。

虫が苦手でもこれは読める!

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

NHKの子ども科学電話相談でもお馴染みの、バード川上先生。1Pに1か所以上ふざけないと気が済まないバード川上先生。

文庫なので買いやすい読みやすいはず。

鳥類学者、それは神に選ばれし存在である。スマートな頭脳に加え、過酷なフィールドにいつでも出張できる体力が必要なのだから。かわいいメグロからの採血。噴火する孤島への上陸。ある日は吸血カラスの存在に驚き、ある夜は蛾の襲来に震え……。美女たちよ、わたしに近づくな。やけどするぜ。生き物を愛する人にも、そうでもない人にも、絶対に楽しめる、汗と笑いの自然科学エッセイ。

恐竜まみれ―発掘現場は今日も命がけ―

バード川上先生に対して、こっちは恐竜・ダイナソー小林先生です!

研究者たちを長年悩ませてきた“恐ろしい腕”の謎を解き、
北海道で、カムイサウルス・ジャポニクスを発掘!
世界に知られる恐竜研究者“ダイナソー小林”による、最も熱くて最もスリリングな発掘記!!

海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること

この本、ワタシは未読なのですが、シャチなどが好きなムスメ高1がすごくおもしろかった!といっていた本。

電話1本で海岸へ出動、クジラを載せた車がパンク、帰りの温泉施設で異臭騒ぎーー。
日本一クジラを解剖してきた研究者が、七転八倒の毎日とともに海の哺乳類の生態を紹介する科学エッセイ。

ペンギンが教えてくれた物理のはなし

(追記)

先日たまたま機会があって、この渡辺先生の講演会に行きました。極地研究、そして動物に装置を取り付けるバイオロギングのお話でとっても楽しく、帰りにサイン本も買ってきました!

2015年の高校生向けの課題図書だったようです。その後文庫になりました。

沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う

たまたまNHKのカネオくんで見かけて、その後読んだ本。これは動物関係なく、水中考古学の本。

英語力ゼロなのに単身渡米、ハンバーガーすら注文できず心が折れた青年が、10年かけて憧れの水中考古学者に。その日常は驚きと発見の連続だった! 指先さえ見えない視界不良のドブ川でレア古代船を掘り出し、カリブ海で正体不明の海賊船を追い、エーゲ海で命を危険にさらす。まだ見ぬ船を追うエキサイティングな発掘記。