so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

犬がいた季節

待ってました。伊吹有喜さんの新刊!!!

1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。
「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。
初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。

昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、
瑞々しく描く青春小説の傑作。

 犬はあかん。犬が出てくる話はあかん。

(昼休みにラスト読んでしまい、号泣である)

高校に迷い込んだ犬を通した、いろんな高校生の連作短編集。

パン屋の優花おねえちゃん、パートのしてくれてる人の息子さん、自転車で転んじゃった男の子。

コーシローが、犬が人より早く年を取り、亡くなってしまうのは仕方ないけど、コーシローの最後も光司郎&優花さんの最後も幸せそうで本当によかった。

これ、次の、2021年最初の直木賞候補になる…よ…ね?

犬がいた季節

犬がいた季節

  • 作者:伊吹 有喜
  • 発売日: 2020/10/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)