大好きな寺地はるなさんの新刊!
魔法みたいに強い言葉はいらない。わたしの“声”を取り戻したい。
日常に息苦しさを感じるあなたへ贈る物語。
「こんなところにいたくない」パート帰りの希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!
子持ち女性の生きにくさを、脅すのでもなく、お互いの足のひっぱいあいにするでもなく。
自分自身の言葉を取り戻す!
寺地はるなさんの本はどれも好きだし、毎日頑張ろうと思えるけど、この本は特に子持ちの女性におすすめ。
子持ちじゃなくても、すべての女性におすすめ。