so what?@ hatena blog

育児と食べ物の話ばかり。

総理の夫

 映画化決定ということで、慌てて読みました。

2021年秋映画化決定!
出演 田中圭 中谷美紀

20××年、相馬凛子(そうま・りんこ)は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。鳥類学者の夫・日和(ひより)は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。
税制、原発社会福祉。混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ……。凛子の理想は実現するのか!? 痛快&感動の政界エンターテインメント!

「なぜ日本の総理は当たり前のように男性なのか?それをフィクションで覆してみたかった。凜子は私の理想そのもので、彼女を支える夫・日和は何があっても妻を信じ、陰ながら守り抜く。
本作は政界を舞台にした、信じ合い支え合う夫婦愛の物語である。

日和役の田中圭さんはお茶目でまっすぐな役柄にぴったり。凛子役の中谷美紀さんは書きながらイメージしていたのでとても嬉しい。このカップルが日本を変える、封切りの日が待ち遠しい。」
――原田マハ(映画化決定にあたって)

 これを読んでしまうと、どうして日本はこうはならないんだろう。ニュージーランドには、アーダーン首相がいて、フィンランドにも34歳のサンナ・マリン首相がいるのに。

相馬総理がいるなら、相馬総理のような人が出るなら。少子化もあっというまに解決しそうだよ。だってそこには希望があるから。いまの日本で子供を持つのはただの罰ゲームじゃん。

まあ、42歳で相馬総理のこの忙しさの中で自然妊娠するのかなあとは思ったけど。

実際のいまの2020年の日本は「菅おじいちゃん内閣」で、government of the people, by the people, for the peopleならぬ、of the おじいちゃん、by the おじいちゃん、for theおじいちゃんだもんな…。

総理の夫 First Gentleman 新版 (実業之日本社文庫)

総理の夫 First Gentleman 新版 (実業之日本社文庫)

  • 作者:原田 マハ
  • 発売日: 2020/11/02
  • メディア: 文庫